【AFP＝時事】中国・天津（Tianjin）で12日深夜に発生した大規模な爆発について、
同国軍の幹部は16日、爆発で破壊された倉庫には、非常に毒性なシアン化物が
数百トン保管されていたと述べた。爆発による死者はこれまでに112人に達している。
爆発現場の中心にあった倉庫は危険化学物質の保管施設で、建物は2度の爆発で破壊された。この高官の発言により、倉庫で化学物質が保管されていたことが初めて公式に確認された。
この爆発では、有毒物質による汚染が懸念されている他、中国当局が爆発に関する
爆発現場の中心にあった倉庫は危険化学物質の保管施設で、建物は2度の爆発で破壊された。この高官の発言により、倉庫で化学物質が保管されていたことが初めて公式に確認された。
この爆発では、有毒物質による汚染が懸念されている他、中国当局が爆発に関する
「うわさ」を流したとして、多数のウェブサイトを一時的に停止させたり、閉鎖させたりしていることを受け、近隣住民や死傷者の家族らは、こうした当局の対応は報道規制だとして強く反発している。
爆発では依然として、消防隊員85人を含む約100人が行方不明となっている。ただ当局は、
爆発では依然として、消防隊員85人を含む約100人が行方不明となっている。ただ当局は、
行方不明者の一部が、遺体で発見され身元がまだ判明していない88人に含まれている
可能性もあると述べている。
爆発の影響で入院した人はこれまでに700人を超えている。
爆発の影響で入院した人はこれまでに700人を超えている。
↑という内容のニュースですが、実際の死者、行方不明者に関し当局が数を少なく
報道し隠蔽してる可能性は大と言えますね。
フェイスブックなどの情報によると、爆発現場からわずか100メートルの建築工事現場には
約2000人が住んでいた簡易宿舎があったが、ほぼ完全に吹き飛んだ状態だという情報が
約2000人が住んでいた簡易宿舎があったが、ほぼ完全に吹き飛んだ状態だという情報が
寄せられています。
また、爆発物となったシアン化ナトリウムの多くは包装が破れた状態になっているようで、
この物質は有毒で引火しやすい青酸ガスを放出し、酷い時には数秒程度で死亡することが
あるそうです。他にもニトロ化合物などの有害物質が保管されていたと発表され、現場は
今も大変な状態です。
一刻もはやく負傷者が救出され、有害物質が取り除かれることを願います。
